星福(銀座)高麗人参に冬瓜…中国薬膳料理で残暑を乗り切る

星福オリジナル「薬膳蒸しスープ」（Ｃ）日刊ゲンダイ

　朝夕が涼しくなり季節の変わり目を感じるようになりましたね。でも、ゲンダイ読者さん、油断大敵ですよ！　夏の疲れを残さないことが、楽しくも健やかな秋を迎える必要条件です。ということで、銀座で２５年以上の歴史を誇る中国薬膳料理の名店「星福」にお邪魔しました。

　ランチメニューの中から、酷暑の中を頑張って仕事をこなした自分へのご褒美として薬膳コース「星」（３５００円）をチョイスしました。

　めったにない大奮発に高揚した気持ちが、星福オリジナルの「薬膳蒸しスープ」が出てきた瞬間に軽く１０倍くらいに膨れ上がりました。ウフフ。

　日本では入手困難といわれて“幻の豚”と呼ばれている金華ハムをベースに蓮の実、クワイにクコの実、高麗人参に加えてキノコや野菜がタップリ入っています。深めの器の中から「次は何が出てくるかな？」とウキウキ気分になり、心なしか夏の疲れがスッと引いた気がしました。