藤巻健史氏 今後の世界は「ドル1強」と「暗号資産」の時代

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 世界各国が、コロナ対応の結果、財政ファイナンス(政府の資金繰りを中央銀行が国債を買うことによって支える)を深掘りした。世界中の主要国すべてで、(ハイパーインフレの経験から禁止との)先人の知恵を破り始めたのだ。今後各国ともかなりのインフレが進行するだろう。

 経済実態はすぐには改善しないだろうから、「不況下のインフレ」すなわち「スタグフレーション」の時代到来だと思う。今現在、当初の大方の予想に反し、世界の株価は意外と堅実な動きをしているが、インフレを予想して財産保全手段としての株に注目が集まっているのかもしれない。

 インフレとは貨幣の価値が下落するということ。世界中で起こるだろうが、為替とは相対的なものだから「どの通貨がより弱くなるか」だ。物々交換の世界に戻るわけではない以上、最低どこか一つの通貨は残る。それは世界の基軸通貨であるドルだと思っている。そして発行量の限定されている暗号資産も存在価値を増すだろう。今後の世界は「法定通貨ではドル1強」と「暗号資産」の時代になると思う。

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