コロナワクチンには慎重な声 5人に1人が「接種受けない」
「ワクチンがダメとは言いませんが、十分な治験が行われ、結果が追跡されて安全が確認されないうちは実施してよいかどうか。インフルエンザでも、変異があれば7割くらいしかワクチンは効かない。新型コロナは変異が激しく、陽性が繰り返し表れる不規則性もあり、合併症を起こす可能性も考えられ、ワクチンで万全とは言えません。いまの段階では、私は接種を希望しませんね」
アストラゼネカ社は、売買契約を結ぶ際に「副作用についての責任は、購入者自身が負う」という条項を入れている。
ワクチンの副作用は10年後に表れる可能性もあり、賠償は莫大な金額になる。その責任は負わないと明記しているのだ。製薬会社も100%の自信を持っているわけではない。
ワクチンに関しては、スウェーデンもまだ模範解答は出せないでいるようだ。(おわり)
(ストックホルム在住・林壮行/日刊ゲンダイ元運動部長)