はたあきひろ
著者のコラム一覧
はたあきひろ園芸研究家(NHKテレビ講師)

兵庫県西宮市出身。6年前、大手住宅メーカー研究員を卒業し園芸研究家になる。著書に「コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科」ほか。妻と子ども3人で自給生活中。52歳。

若い葉と花の蕾はおいしいナバナ 早先き品種は年内に咲く

公開日: 更新日:

 ナバナとは、在来ナタネ(アブラナ)と西洋ナタネの花のことです。スーパーに出回るやわらかい葉のナバナが在来ナタネです。若い葉と蕾がついた花茎部分を食べます。春の山菜のような独特のほろ苦さが持ち味です。

 栄養価も高く、ビタミンC、B1、B2、カロテン、カルシウムや鉄分などのミネラルを豊富に含んでいます。これら本来のナバナ以外の、アブラナ科のコマツナやチンゲンサイなどでは、蕾が付くことを「とうが立った」といい、農家では処分してしまいます。

 ただ家庭菜園なら、一般的には食べないこれらの若い蕾でも、茹でれば十分おいしいですよ。実は私はナバナの花も気に入っているんです。早咲きの品種なら年内に咲きます。いわゆる菜の花をイメージしてください。群生した黄色い花はポカポカとした春の陽気を連想させるので、まだまだ寒い冬だけど、確実に春がやってくるんだなぁ~、と思わず元気が出ます。花が終われば細いサヤができ、その中に種が育ちはじめます。そこまでする人は少ないでしょうが、大量に搾ると菜種油になります。

 この搾りかすが、野菜づくりの肥料でも販売されている菜種の油カスです。カスで野菜ができるって面白いですね。

プランターを使った育て方

(1)プランターには底が隠れる程度の鉢底石を入れてから、9分目まで土を入れます。
(2)土を十分湿らせます。
(3)角材などで深さ1センチのV字の溝を作ります。
(4)V字の溝にナバナの種を1センチ間隔でまき、1センチの厚さで砂をかけ、上から軽く押さえます。
(5)その後やさしく水をかけ、発芽するまで乾かさないようにします。
(6)発芽して本葉が2~3枚になったら、4~5センチ間隔に間引きをします。
(7)その後1週間に1回、お好みの液肥を与えてください。
(8)蕾が出てきたら、順次収穫します。花を咲かせないように意識しながら、ドンドン収穫します。 

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