北海道で再び急増…冬のコロナ感染爆発は北から襲いかかる
新型コロナウイルスの感染拡大が新たな局面に突入しつつある。国内外で寒い地域でのコロナの感染が爆発しているのだ。
警戒度が1から2に引き上げられた北海道は、春の1日の感染者数は4月23日の45人が最多だったが、最近は10月23日の51人以降、ほぼ連日最多を更新。31日には81人となり、1日も、札幌市の過去最多59人を含む69人の感染が確認された。道保健福祉部の担当者は「全道で非常に危険な状況になっている」と警戒感をあらわにしている。
青森県では10月14日時点の感染者は累計41人だったが、1日時点で236人と20日間で6倍近く増えた。宮城県では、1を超えると感染拡大傾向を示す実効再生産数が31日時点で2.26。寒いエリアで深刻な状況になっているのだ。欧州でも第1波を大きく超える第2波が到来。フランス、英国など外出制限する国が相次いでいる。