<61>ゴルフ映画の企画をめぐりハワイで勝新太郎と大げんか

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 1991(平成3)年4月、牛次郎はハワイで勝新太郎と初めて対面し、映画化についての話を聞かされた。

「勝さんの頭の中にあったのはゴルフの映画だった。タイトルも決まっていて、『ブラインド・ゴルファー』だって言うんだよ。盲目のゴルファーの話だ。そう、座頭市のゴルフ版だよ。こっちはタイトルを聞いてガクンとなった。それで『だれが考えても座頭市じゃないですか』『新しい勝新をつくらなかったら意味ないでしょ』って言ったら、大げんかよ。『それならそれでいいんじゃないですか。ただ、俺は帰るよ』って席を立ったんだ」

 1962(昭和37)年からシリーズ化された映画「座頭市」は盲目の侠客が活躍するアクション時代劇だ。白目をむきながら周囲をうかがい、仕込み杖で悪人を次々に切り捨てるシーンは、子供たちもマネするほどインパクトがあり、勝新を国民的俳優に押し上げた大人気作品となった。

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