<60>俳優・勝新太郎「台本通りは面白くない」が持論だった

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 1990(平成2)年1月、違法薬物を持ち込もうとしてハワイのホノルル空港で逮捕された勝新太郎(写真)は、罰金1000ドルを払って即日釈放された。その後に国外退去処分が下されるも不服を申し立て、翌91年の5月まで現地に居座っている。

 そんな弟を連れて帰るように若山富三郎から頼まれた牛次郎は、同年の4月ごろ、ハワイに飛んだ。

■突然、その日に殺される役者も

「俺が富さんに選ばれたのは、勝さんのリクエストもあったからなんだよ。勝さんは新しい映画を作ろうとしていて、そのシナリオを俺に書かせようとしてたんだ。実際に会ったのはハワイが初めて。ただ俺は一緒に仕事をする気は全然なかった。台本を作っても、その場でばんばん変えちゃうんだからさ、あの人は。台本を渡されてパラッと中を開いたら書いてあるのはシーンナンバーだけであとは真っ白、なんてこともあったらしいしね。現場で、きょうはどうしようかって考えて、『じゃあ、おまえはここで死んじゃった方がいいかな』って、突然、殺される役者もいるっていうんだから、むちゃくちゃだよ」

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