不妊治療の保険適用だけでは不十分 政権の少子化対策の穴

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取り巻く環境は決して、充実しているとはいいきれない(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 菅内閣が発足し、早々に不妊治療に対する対策を打ち出した。現在、体外受精によって産まれる子供の数は約15人に1人の割合で、年々増加傾向にある。政府としても、少子化を食い止めるために不妊治療に本腰を入れざるを得なかったのだろう。

 菅首相が力を入れようとしているのは、「不妊治… 

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