「代替肉」は2年後3300億円に市場拡大 気になる味とお値段

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 コロナ禍じゃなければもっと騒がれていそうなのが代替肉市場だ。

 昨年5月、植物由来のバーガーパティなどを開発製造するビヨンド・ミートが米ナスダックに新規上場され、新規公開株が2倍以上に高騰したのは記憶に新しい。その後もブームは確実に継続。2年後、2019年に1000億円だった市場が、3300億円(ユーロモニター調べ)にまで拡大するという見通しもある。

 代替肉には動物の細胞を培養した「培養肉」と、大豆など植物由来の主原料を使用する「人工肉」がある。日本のファストフード店やコンビニなどで広く見かけるのは大豆を原料にした「大豆のお肉」だ。

 そこで日刊ゲンダイ記者(46)も挑戦。2015年に「ダイズラボ」ブランドを立ち上げたマルコメの「大豆のお肉 80グラム」(税込み194円 ※編集部調べ)を食べてみた。作ったのは、フィレ、ブロックの2つのタイプを醤油とショウガ、おろしにんにくで混ぜ合わせた「大豆のお肉のショウガ焼き」。

 正直、高野豆腐のようなボソボソした食感を想像していたが、ホルモンの「ハツ」を軟らかくしたような噛みごたえ。リアルな肉をガッツリ頬張りたい向きには物足りないかもしれないが、子供や老人などにはむしろ食べやすいのではないかという印象だった。

胃がもたれにくい

 三育フーズの「デミグラスソース風野菜大豆バーグ」(100グラム×5個で同1177円)も試してみたが、共通点はどちらも肉特有のギトギト感が少なく“胃がもたれにくい”ということ。それでいて、「ショウガ焼き」などはビールにも合う。枝豆とビールの相性がいいことを考えたら当然なのかもしれないが……。

 マルコメマーケティング部広報宣伝課の管理栄養士・多和彩織さんがこう言う。

「1年前まで大豆のお肉は加工食品扱いで乾物や豆腐売り場などに並べていただいていましたが、最近では精肉売り場に置いてくださるスーパーも増えてきました。大豆のお肉の特長は栄養価が高いことや味だけでなく、常温で長期保存が可能、レトルトタイプは加熱調理せずに食べられるため、防災食としてローリングストックにもオススメです」

“肉もどき”とみられていた代替肉が家庭で当然のように食べられる時代がすぐそこまで来ている。

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