福島第1原発「汚染水」は海洋放出でもタンク増設は不可避

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 東日本大震災で事故になった福島第1原発からの海洋放出が決まった「汚染水」について、政府が定めた放射能の放出上限まで処分しても、なお処分し切れない汚染水が残り、タンクの増設が不可避であることが分かった。

 19日の朝日新聞が報道。同紙は政府と東電の公表資料から試算した。政府の基本方針では、海に流す放射性物質トリチウムの総量を年間22兆ベクレルとしている。東電によると、原発敷地内のタンクの水に含まれるトリチウムの平均濃度は、昨年3月時点で1リットル当たり73万ベクレル。単純計算で、22兆ベクレル分は約3万トンの水に相当。

 一方、建屋に入り込む雨や地下水によって、昨年は1日平均140トンの汚染水が発生。年間約5万1000トンに当たる。昨年と条件が同じなら、タンクにためる水は差し引き年間約2万トン増える計算になるという。

 政府や東電は2年後に海洋放出を開始する方針だが、タンクの増設は避けられそうにない。

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