辻真先
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辻真先脚本家・推理作家

1932年、愛知県生まれ。名古屋大卒。NHKでテレビ黎明期からドラマ演出に携わり、退局後は「鉄腕アトム」「オバケのQ太郎」「巨人の星」など約2000本ものアニメ作品のシナリオ、小説、エッセー、旅行評論などで活躍。2020年発表の「たかが殺人じゃないか」(東京創元社)では史上最高齢でミステリー3冠の快挙を達成した。

少年少女のまなざしで、老いたぼくの後ろ向きの妄想を語る

公開日: 更新日:
辻真先氏(C)日刊ゲンダイ

 米寿で発表したミステリー「たかが殺人じゃないか」での3冠受賞後も、筆を止めない辻真先氏。人生100年時代を生きるシニア世代の星を仕事場のある熱海に訪ねるシリーズ。今回のテーマは活力の源である。

  ◇  ◇  ◇

 熱海のシニアマンションでのひとり暮らしは、晩酌のあ…

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