夏樹久視
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夏樹久視作家

1947年東京生まれ。週刊誌アンカー、紀行作家、料理評論家などを経て推理作家に。別名で執筆の多くの作品が話題を呼びTVドラマ化。母親の認知症を機に、65歳でヘルパー2級の資格を取得、約5年間、デイサービスでの就業を経験する。紀行文、料理本、ミステリーなど著書多数。日本推理作家協会員。

まさにミステリー! 83歳認知症女性の見事な“供述”とストーリー作り

公開日: 更新日:
認知症の高齢者の脳内で何が起こっているのか?(C)日刊ゲンダイ

 デイサービスを利用する高齢者には、程度の差こそあれ、認知症の症状が見られる。当然、しばしばコミュニケーションの齟齬(そご)が生まれ、それが思わぬ展開を生じてしまうこともある。

「相手は認知症のお年寄りだ」で笑ってすむこともあるが、こちらの責任が問われる事態になることもある…

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