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辻真先脚本家・推理作家

1932年、愛知県生まれ。名古屋大卒。NHKでテレビ黎明期からドラマ演出に携わり、退局後は「鉄腕アトム」「オバケのQ太郎」「巨人の星」など約2000本ものアニメ作品のシナリオ、小説、エッセー、旅行評論などで活躍。2020年発表の「たかが殺人じゃないか」(東京創元社)では史上最高齢でミステリー3冠の快挙を達成した。

世代間ギャップなど、見方を変えればどうってことない

公開日: 更新日:
辻真先氏(C)日刊ゲンダイ

 年を取ると「今の若い者は」と言いがちだ。しかし、辻さんは「橋渡し」を自任する。50代になってから若者向けの仕事の依頼が増えたのだ。

 ーー若者についてはどう見ていますか?      

 最近の若い者はよく分からん、と年寄りは言う。ぼくも若い時分言われてきましたけど、… 

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