著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまが通った「お茶の水女子大学附属幼稚園」 最古の幼稚園の教育方針と選抜方法

公開日: 更新日:

「まず最初の関門は第1次検定。ある意味、ここが最難関といえるかも」と振り返るのは、数年前に長女が3年保育に合格したという保護者の女性。この段階で、3年保育は男女各60人、2年保育は男女各40人まで絞られるのだ。

 その方法は、大学講堂で行われる公開抽選。壇上に置かれた1~100の球が入った抽選機を園長がグルグルと回す。そこで出てきた球のナンバーが37だとすると、37、137、237…の受験番号を持った受験者が当選。それぞれの人数に達するまで、抽選が続けられ、当選した者だけが第2次検定に進むことができる。

「どんどん決まっていき、もうダメかなとあきらめかけた時に、こちらの持っている番号が出た。それ以上、抽選機を回すことはなかったので、正真正銘、最後の最後。ラッキーでした」

■第2次検定で注意すべき点

 第2次検定は小集団テストと面接。入試を設けている幼稚園の大半で行われている選抜方法だ。落ち着いて臨めるかどうかが合否を分けるが、小学校受験と違って、テクニックはそれほど必要ない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に