オミクロン株感染急増に潜む「子どもの重症化」リスク 学校や保育園でクラスター続出

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 オミクロン株の特徴は、肺よりも上気道で増殖する傾向があること。「重症化しにくい」と言われるゆえんだが、米フィラデルフィア小児病院のオードリー・ジョン医師によると、小児の鼻腔は小さく、とりわけ赤ん坊は鼻でしか呼吸できないため、上気道でウイルスが増えると呼吸障害などにつながる可能性があるという。やはり、子どもは重症化しやすいのか。

「子どもの気道は小さく、詰まりやすいのは確かですが、オミクロン株の重症化リスクはまだはっきりしていないため、子どもが特に危険だとも言い切れません。ただ、11歳以下の子どもはまだワクチンを接種できていないため、今後も児童の感染者数は増えていくでしょう。感染者が増えれば当然、重症者が出るリスクも高まります。学校の再開などによって子ども自身が感染する恐れがあることに加え、子どもが家庭にウイルスを持ち込む可能性もある。欧米では入院患者が急増しているので、オミクロン株を『ただの風邪』とは思わないことです」(昭和大医学部客員教授の二木芳人氏=臨床感染症学)

 ブースター接種が遅れている日本も、欧米の感染爆発と同じ轍を踏む恐れがある。子どもの入院患者が増える事態だけは絶対に避けたい。

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