台湾で震度6弱 東北沖を起点に列島ぐるり「玉突き地震」続発の恐れ

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 日本列島周辺で頻発する地震は、今後も連鎖していきそうだ。

 23日未明、台湾東部でマグニチュード6.6の地震が発生。現地では最大震度6弱を観測した。その数時間後の23日午前、今度は日本の石川県能登地方を震源とする震度4の地震が起きた。

 16日深夜には福島県沖を震源とする最大震度6強の地震があり、18日に岩手県で震度5強の地震が発生。16日以降、東北地方では震度3以上の地震が9回も発生している。

■「太平洋プレート」活性化の影響

 立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏はこう言う。

「太平洋をほぼ覆いつくす『太平洋プレート』の活動が昨年から活発になっており、最近は太平洋の西側地域で地震が頻発していますから、日本や台湾で起きても何ら不思議ではありません。今年1月のトンガ、3月初旬のパプアニューギニアでの火山噴火の原因も、活発化する太平洋プレートの影響だとみられています。プレートの動きが活発な状態がしばらく続くでしょう」

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