不仲の菅前首相と麻生副総裁がナゼ今…意外な2人の“秘密のサシ会食”に広がる憶測

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 意外な2人の“秘密会談”が政界で臆測を呼んでいる。

 23日夜、岸田首相が米国のバイデン大統領を八芳園でもてなしていた同時間帯に、東京・赤坂の日本料理店で自民党の麻生副総裁と菅前首相がサシで会食したのだ。

 2人の不仲は有名で、安倍政権時代から解散時期などをめぐって、ことごとく対立。菅氏がわずか1年で首相辞任に追い込まれたのも、党役員人事への協力を麻生氏が拒んだことが決定的だったとされる。

 岸田政権の発足後、菅氏に近い佐藤前総務会長が麻生派を退会して“菅グループ”の結成や勉強会立ち上げに動いていることも、麻生氏は面白くないはずだ。非主流派の菅氏と、副総裁として岸田の後見役を自任する主流派の麻生氏とは路線対立が続いている。

「2人の会食は、菅さんが首相を退任してから初めて。あの2人の関係性から言えば、麻生さんの方が“格上”で、現職首相の時ならともかく、今は無役の菅さん側から誘うことは考えづらいのですが、会合場所は菅さん行きつけの店でした。2人がサシで会食したことが驚きだし、いったい何が話し合われたのか、党内でも話題になっています」(自民党関係者)

安倍元首相は気が気じゃない?

 このところ、菅氏は健康不安説が流れていた。発端は、4月25日に長島昭久衆院議員のセミナーで講演した際に、しばらく言葉を発せられなくなったことだ。脳梗塞の症状ではないかという噂が駆け巡った。同月27日には韓国新政権発足に伴う代表団との面会をキャンセルしたため、重病説も広がった。

「今月20日に菅さんは横浜市役所を訪れましたが、その時も足元がもつれて転びそうになる場面があったといわれています」(全国紙政治部記者)

 発売中の「週刊現代」によれば、菅氏は周囲に対して健康不安を否定し、「誰が噂を流したか俺は分かっている」などと話していたという。

 そんなタイミングで麻生氏と会食だから、余計に注目を集めているのだ。

「2人の接近を誰よりも嫌がるのは安倍元総理でしょう。麻生さんとも菅さんとも関係良好に見えるから、党内で影響力を保持して好き勝手していられる。しかし実際は、麻生さんとは“財政再建”か“財政出動”かで対立関係にあるし、菅さんも内心では総理再選を後押ししてくれずにハシゴを外した安倍さんを快く思っていないはず。菅さんが麻生さんとともに岸田政権を支える主流派の側につけば、安倍派は党内で孤立します。いくら最大派閥といっても、安倍さんは急速に力を失っていくでしょう」(政界関係者)

 自民党内の抗争は、水面下で激化しているのかもしれない。

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