日大アメフト部薬物事件が「日東駒専」の序列に与える影響 相次ぐ不祥事の陰で躍進する大学も

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「今回大学のガバナンス不全が露呈しましたが、日大幹部の悪辣ぶりが、日本最大のマンモス私学のイメージを失墜させた印象です」(塾関係者)

 一連の不祥事で入試はもとより、中堅私大の序列に影響が出始めているという。

「21年の田中元理事長逮捕の影響などで翌年の出願者数は4000人ほどマイナスでしたが、今回も同程度の減少幅が予想されます。ただ、日大レベルの大学の人気が落ちて入りやすくなるなら、逆に受験しようかという動きも出てくるでしょう。一方で近年、日東駒専のトップ校だった日大が格下の大学に追い抜かれつつあります」(前出の石渡嶺司氏)

 日大ブランド毀損によって、追い上げているのが東洋大とのこと。

「日東駒専の中で、2010年代前半まで日大が独走状態でしたが、東洋大はキャンパスの都心回帰や情報系学部新設などの学部増で10年代後半には日大に追いつきます。今、両校を併願した場合、東洋大を選ぶ受験生が増えている印象です」(石渡嶺司氏)

 一部の学生や大学幹部の不祥事で迷惑を被ったのは、その他大勢の在校生や関係者だろう。失った輝きを取り戻せるのか。

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