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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

為替理論は推し活と似ている? “たのきんトリオ”から金利差の動きを考える

公開日: 更新日:

 しかし、この現象がず~っと続くわけではない。なぜならば、金利の高い通貨が、永遠に上がり続けるわけではないからである。為替理論では金利が高い通貨は、その分、減価するというのが常識となっている。つまり、日米の金利差が3%あるとき、1年後は3%だけドルが安くなっている、ということだ。

「差し引きでゼロになる」。帳尻が合うようにできているのである。

 高金利通貨はそれなりのリスクがあるということ。言い換えれば、トシちゃん、マッチもいつかは落ちぶれるということだ。

■FX取引は要注意

 個人投資家に人気のFX取引。今ではかなり身近になった。証拠金を入れれば、その何倍もの金額を取引できる。

「円高か円安、どちらかに賭けるだけでしょ」

 確かにそうだ。確率は2分の1。

「今はドルの方が高金利だから、円安・ドル高に賭けよう」


 でも、そんな安易な気持ちでやるのなら、ヤメた方がいい。なぜならば、高金利通貨は減価するリスクがあるからだ。

 勝負は常にイーブン。よっちゃんを推しても、変わらないのである。それでも、人気のトシちゃん、マッチを推すなら、FX市場から「ザ・グッバイ」されても何ら不思議ではない。

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