昨年6月の国会質疑でも指摘されていたのに…能登半島地震の危険性が住民に届かなかったわけ

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 この能登半島での群発地震の監視、観測を更に強化をしていく、またこの原因究明を進めていく、そしてこの対策を立てていくということが大事だと思っていますが、どのように取り組んでいかれるか、文科省にお尋ねをしたいと思います」

■高齢化率が5割を超えた珠洲市では瓦れき撤去などの作業が困難と指摘されていたが…

 政府参考人「石川県能登半島につきましては、継続する地震活動に対する住民の方々の不安は大きく、また今後の防災活動に生かすためにも、これらの地震活動の原因解明等に向けた調査研究は重要と考えてございます」

 そして、科学研究費助成事業などを活用し、地震活動の評価や調査研究を推進する方針が示され、別の日の委員会では、日本海側の地震の特徴として、陸側に断層があるために早く津波が到達することや、高齢化率が5割を超えた珠洲市では、地震が発生した場合の瓦れき撤去などの作業が困難になることも指摘されていた。

 つまり、今、現地で問題視されていることが、少なくとも半年前には懸念されていたわけで、当時、地震の危険性が住民に周知徹底され、何らかの対策が講じられていれば──と悔やむ声が出るのも無理はない。

 今となっては……だが、あらためて、いかに日ごろから住民の防災意識を高め、対策を先手先手で打つかが重要だろう。

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