大阪万博のずさんすぎる「防災計画」、地震・津波・台風など災害発生で来場者は孤立必至

公開日: 更新日:

 2025年大阪・関西万博をめぐり、シンガポールが10日、会場となる夢洲(大阪市)でパビリオンの建設工事を開始した。

 万博参加国が、自前でパビリオンを用意する「タイプA」の着工は初めて。

 能登半島地震の惨憺たる被害を横目に万博の開催準備が着々と進む中、心配なのが万博の防災計画だ。

 万博協会は先月26日、「防災基本計画(初版)」を公表。〈来場者が安心して訪れることができる博覧会を実現するために策定する〉とうたっているのだが、その内容はとても安心できるシロモノではない。

 計画には、地震や津波、台風などの災害による被害想定が列挙されている。

 直下型地震や南海トラフ地震が発生した場合、会場の夢洲は震度5強~6弱の揺れに見舞われる想定だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!