大阪万博のずさんすぎる「防災計画」、地震・津波・台風など災害発生で来場者は孤立必至

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 2025年大阪・関西万博をめぐり、シンガポールが10日、会場となる夢洲(大阪市)でパビリオンの建設工事を開始した。

 万博参加国が、自前でパビリオンを用意する「タイプA」の着工は初めて。

 能登半島地震の惨憺たる被害を横目に万博の開催準備が着々と進む中、心配なのが万博の防災計画だ。

 万博協会は先月26日、「防災基本計画(初版)」を公表。〈来場者が安心して訪れることができる博覧会を実現するために策定する〉とうたっているのだが、その内容はとても安心できるシロモノではない。

 計画には、地震や津波、台風などの災害による被害想定が列挙されている。

 直下型地震や南海トラフ地震が発生した場合、会場の夢洲は震度5強~6弱の揺れに見舞われる想定だ。

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