260円で買った「ハリーポッターと賢者の石」の校正刷りが英のオークションで276万円に!

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 27年前、古本屋でたった13ペンス(約260円)で買った本が26日、ロンドンの「ハンソンズ・オークショニアーズ」で競売にかけられ、なんと1万4432ポンド(約276万円)で落札された。落札したのは匿名希望の英国人バイヤー。

 注目を集めたのは、J・K・ローリングのデビュー作「ハリー・ポッターと賢者の石」の校正刷り。

 実際に出版する前、校正のために印刷される本だ。まだ訂正が全く入っていないバージョンで、なんと著者名が「J・A・ローリング」とミドルネームのイニシャルが間違って印刷されている。

 専門家によると、わずか200冊印刷されたうちの1冊。ロンドン出身で現在はイタリア・ボローニャ在住の出品者の男性(52=氏名非公表)によると、本は1997年、ロンドンの古本屋で購入したもの。「アガサ・クリスティらのミステリー本と一緒に安売りの箱に入っていた」という。

 その後、買ったはいいが、読まなかったため、本の状態は極めて良好。「ハリー・ポッター関連のグッズが競売で高額落札されたニュースを見て、出品してみた」そうだ。

 それにしても、260円が276万円。1万倍とは、うらやましい!

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