小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

公開日: 更新日:

 都知事選が終わったので、検察は正式に告発を受理し、小池氏を被疑者とした捜査に入るとみられる。若狭氏は、検察官として選挙犯罪を捜査・指揮してきた経験から、「特捜部が力を入れて捜査する可能性がある」「相当数の区長や市町村長ら関係者から事情を聴くなど徹底捜査すれば、起訴できる可能性がある」と断言するのである。

 確かに、実際、日野市長が5月30日の記者会見で、「小池知事側から『支援してくれますか』という打診があった。応援依頼だったのが、なぜか出馬要請になってしまった」と発言している。日刊ゲンダイの取材にも、立川市選出の都議が「都と市区町村のパワーバランスを考えれば、従わざるを得ない部分もあるでしょう。実質的な『踏み絵』ですよ」と語っていた。

 あらためて、若狭氏に聞いた。

「関係者が多い。反小池の首長もいる。どういう経緯でどこから出馬要請の話が来たのか、証拠が集まりやすい。学歴詐称の告発の方は、カイロ大の認定があるのでなかなか難しいと思うが、出馬要請は小池氏の承諾がなければやれない。告発案件として筋がいい」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意