逆風の石破自民「重点選挙区40」の波紋…残り5日“守りの選挙戦”で勝てない候補を切り捨てか

公開日: 更新日:

自民党が重点区に定めたとされる選挙区のリストが政界に出回っています。どの選挙区も接戦なのは間違いない。ただ、これまでは、リードされている選挙区も重点区に指定し、テコ入れすることで勝ち星を増やす“攻め”の姿勢が強かったが、今回は、横一線や、ややリードしている選挙区を重点区に指定し、取りこぼしを減らす“守り”の姿勢が見えます。一説には、10ポイント差をつけられている選挙区は諦めた、ともいわれている。接戦なのに“リスト”に載っていなかった選挙区の陣営からは、『見捨てられたのか』との声があがっています」(自民党事情通)

 いずれにしろ、約40ある「接戦選挙区」の行方が、全体の選挙結果を決めることになるのは間違いない。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「勝敗のカギは、投票率です。前回(2021年)小選挙区の投票率は55.93%でした。もし、投票率が50%台後半まで高くなれば、自公を合わせても過半数割れとなる可能性が高い。逆に50%前半まで投票率が下がると、自公は過半数を維持するのではないか。20日までに期日前投票に行った人は、前回選挙の同じ時期と比べて17.56%も減っています。問題は、最終的な投票率がどこまで上がるかです」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か