公明党が大阪の惨敗危機に大焦り…機関紙「公明新聞」のむなしい鼓舞

公開日: 更新日:

 公明党が悲鳴を上げている。マスコミの情勢調査では公示前の32議席から20議席を割りそうだからだ。22日の党機関紙「公明新聞」には<逆転勝利への大攻勢><公明候補、大阪で渾身の訴え>のむなしい大見出し。<政党、候補者を選ぶポイント>という解説記事では、政治改革も、国民の暮らしも、政策実現力もぜ~んぶ公明党候補という自画自賛。「維新不祥事、スキャンダル相次ぐ」というコラムもある。

 公明新聞の読者は大半が支持母体の創価学会員だから、フツ~の人には関係ないが危機感丸出しだ。

「公明の比例選の得票は898万票をピークに現在は618万票に衰退。大阪では小選挙区でも落選の危機です」(関係者)

 自公連立のドロ舟に乗っていながら大攻勢などあり得ない。

  ◇  ◇  ◇

 “裏金隠し”の総選挙で窮地に立たされているのが、野党候補とのサシの勝負に臨む自民党・公明党の候補者の面々だ。●関連記事【一覧】に「自公落選危機23人」の名前が載っている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波