衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち【一覧付き】

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 衆院選は最終盤を迎え、石破自民党はさらに失速。公示前の256議席から大幅に減らし、200議席を下回る可能性も出てきた。自公の過半数維持は微妙な情勢である。

 自民への逆風は党3役や大臣経験者ら大物の選挙区でも吹き荒れている。【一覧】は現状、野党候補と接戦、あるいは劣勢に立つ大物リストだ。

 現職閣僚は5人も落選危機だ。牧原法相と小里農相は前回も比例復活。牧原法相は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関連のイベントに計37回参加のズブズブ関係を就任まで隠し続けたことが、致命傷だ。2人とも野党候補にリードを許す。

 伊藤復興相は前回もわずか1065票差と薄氷の勝利。立憲候補と競り合う坂井防災相も前回は同じ相手に比例復活を許した。意外にも城内経済安保相までリスト入り。2005年の郵政選挙での敗北を最後に09年の政権交代選挙から5連勝中。選挙巧者で地元に牙城を築いてきたが──。

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