著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(70)「掃除機」はアタッチメント次第で全く使い勝手が違う 最近のトレンドは「床の拭き掃除」

公開日: 更新日:

 家電にはアタッチメント(付属品)が当たり前のように付いてきます。超定番は、炊飯器の「計量カップ」と「しゃもじ」でしょうか。

 多くの人はマイカップとマイしゃもじを持っていると思いますが、家電の考え方は、段ボールから出せば、フルスペック使えるコト。実際には、使うのが初心者だけだとしても、メーカーはお客さまに迷惑を掛けないように、アタッチメントを入れます。

 が、このアタッチメントで、全く使いでが違ってくる家電があります。「掃除機」です。一時期、いろいろな種類のアタッチメントが付いた時がありました。面白かったのは「布団掃除用」のアタッチメントが、かなりのモデル数に付けられた時。一時隆盛を誇った布団掃除機が、下火になったくらいです。付属品といえども、家電の一分野を葬りさることができるほどの力を持つのも事実です。

 昨年から、掃除機のトレンドは、床の「拭き掃除」。あるモデルは、掃除機の前方に水を吹き付け、拭きました。その場合、水タンクが必要だし、余った水をゴミごと吸い取る排水タンクも必要となります。本体構造は複雑になる上、重く、高価格となっています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ