スーパー居座りクマ“3日がかり捕獲”の一部始終…「都度対応するしかない」秋田市の苦悩

公開日: 更新日:

 しかし、わなを設置して以降もクマは一向に捕獲できず。そのため、店内にドローンを飛ばし、状況確認をしたという。

「わなには動くものに反応するカメラが設置してあって、クマが捕獲されると画像を通じて分かるようになっています。ですが、画像ではクマが確認できず、ドローンの調査でも店内にクマの姿は確認できませんでした。そのため、入り口付近に仕掛けたわなをクマが潜んでいる可能性が高いバックヤードに移動させました」(同前)

 通報から2日近く経過した2日午前4時15分ごろ、ようやくクマを捕獲。近隣住民らは安堵の声に包まれた。

■「市内をオリで囲むわけにもいかず…」

「県の管理計画で来年の3月31日までに捕獲したクマは森に返す“学習放獣”があります。しかし、今回捕獲したクマは再被害を防ぐためにも駆除の方針です(2日に殺処分済み)。今回も事前に目撃情報があったので市街地の外にわなを仕掛けたのですが、捕獲できませんでした。そうした事前の対策は講じていますが、市内をオリで囲むわけにもいかず、都度対応していくしかありません」(同前)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意