注目の「台湾産米」はうまいのか? コメ高騰で人気急上昇、入手困難の異常事態

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■他にもおいしい海外産は

 台湾産米さえも入手困難になる異常事態だが、米国カリフォルニア産のジャポニカ米「カルローズ」という選択肢もある。都内の業務用スーパーでは5キロ=3547円で販売中。実際に食べてみると、やや粘り気がなく味も少々薄いが、国産米との違いはそこまで感じられなかった。

「米マイスター麹町」店主で5つ星お米マイスターの福士修三氏が言う。

「カルローズは国産米に比べ、甘みや粘り気がなくサッパリした味わいです。和食の献立には少し合わないかもしれませんが、ハンバーグなどの洋食とは相性が良い。飲食店で提供されてきた実績もあり、手に入りやすい海外産米です」

 日本炊飯協会の三橋昌幸専務理事は「総じて海外産米は粘り気が少ない傾向にありますが、それは好みの問題。チャーハンなどの調理にも向いています」と話す。

 節約のためにも、海外産米は“アリ”だ。

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