注目の「台湾産米」はうまいのか? コメ高騰で人気急上昇、入手困難の異常事態

公開日: 更新日:

■他にもおいしい海外産は

 台湾産米さえも入手困難になる異常事態だが、米国カリフォルニア産のジャポニカ米「カルローズ」という選択肢もある。都内の業務用スーパーでは5キロ=3547円で販売中。実際に食べてみると、やや粘り気がなく味も少々薄いが、国産米との違いはそこまで感じられなかった。

「米マイスター麹町」店主で5つ星お米マイスターの福士修三氏が言う。

「カルローズは国産米に比べ、甘みや粘り気がなくサッパリした味わいです。和食の献立には少し合わないかもしれませんが、ハンバーグなどの洋食とは相性が良い。飲食店で提供されてきた実績もあり、手に入りやすい海外産米です」

 日本炊飯協会の三橋昌幸専務理事は「総じて海外産米は粘り気が少ない傾向にありますが、それは好みの問題。チャーハンなどの調理にも向いています」と話す。

 節約のためにも、海外産米は“アリ”だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言