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櫻井寛鉄道フォトジャーナリスト

1954年、長野県生まれ。昭和鉄道高校、日大芸術学部写真学科卒。出版社写真部に15年間勤務後、1990年に独立。著書に「日本の鉄道路線と車両の大図鑑」(JR編私鉄編=講談社ポケット百科)、にっぽん全国100駅弁」(双葉社)、「列車で行こう!鉄道王国スイスの旅」(世界文化社)など。

鉄道写真家・櫻井寛氏がオススメする絶景列車メシ(上)

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トーマス弁当を買って「SLが見える温泉」へ

「静岡はお茶の産地だけあって、抜里駅周辺は茶畑が広がります。名産の川根茶です。特に5月は新茶が目にまぶしく、窓を開けると風にのって甘い香りが楽しめます。終点の川根温泉笹間渡駅から歩いて5分のところには川根温泉があるので、片道で下車して日帰りや宿泊での温泉も気持ちいい。一部の露天風呂からは『きかんしゃトーマス号』の姿が見られるので、トーマス号からも見えるわけです。時々、露天風呂のお客さんが手を振っています。SLが見える温泉として有名なんです」

 川根本町町営バスで千頭駅に向かい、井川線に乗り継げば、接岨湖に浮かぶ島のような奥大井湖上駅や水面からの高さが日本一の鉄道橋「関の沢橋梁」など山岳鉄道ならではの光景とともに奥大井の自然を満喫できる。

 往復乗車券は、大人6000円、子供3000円。片道は各半額。1日2~3往復。予約は「ローソンチケット」「アソビュー!」サイトで。

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