備蓄米で不当に儲けている? ネットにあふれる「コメ高騰は卸売業者が元凶」ウワサの真偽

公開日: 更新日:

備蓄米については、そもそも物価が上がっているし、通常業務プラスアルファでトラックを手配したり、包装袋などを発注しなければなりません。普段はやらない業務だからいろいろと作業が増えるし、残業代など人件費も発生する。備蓄米を流通させること自体、コストがかかるものなのです。確かに『米騒動』で価格転嫁が進み、儲けている企業はあるのかもしれません。しかし、コメ卸売りは薄利多売でやってきた業界。これでようやく業務に見合った利益を出せたという企業も少なくないはずです」

■「スケープゴートにされている」

「コメをため込んでいる」というウワサについても、別の卸売り関係者がこう反論する。

「そもそも、コメは値幅が激しく動く。価格が暴落すれば大損になるので、『ため込む』なんて怖くてとてもできません。それに、コメの保管は本当に手間がかかります。夏など高温多湿な時季はすぐ虫が湧くから、管理が難しい。かさばるので、倉庫もすぐに埋まってしまう。損をしないうちにとっとと売ってしまいたいくらいですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒