“お坊チャマ”進次郎農相には分かるまい…「備蓄米差別」さながらの購入条件ハードルに中小スーパー大混乱

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■町のコメ屋を理解していない

 米穀店には取り扱い実績の条件ナシだが、精米能力を有することが必須。最大のネックは受け渡される備蓄米の重量条件で「最低10トン」から。国は共同購入の検討を呼びかけ、希望の場所までの輸送費を負担するとはいえ、「車上渡し」が原則だ。

「店前まで運んでもらうにも、都市部では10トン級の大型トラックを横づけできるスペースはないし、10トンものコメの荷降ろしにはフォークリフトを調達しなければ、まずムリ。10トン規模のコメの保管場所を確保できる業者も限られます。町のコメ屋を理解していない条件です」(米穀店関係者)

 また、小規模スーパーには「地域密着」を掲げ、食材の鮮度が売りの店も多い。東京・下町のスーパー店主はこう言った。

「お客の安心・安全のため、品質の落ちる『古古古米』を売る気にはなれない。コメ卸や問屋を省き、国に『安く売っていいよ』と言われても腑に落ちません。ウチは地元のコメ卸から仕入れていますが、その付き合いを大事にしたい。この先、新米が出回る頃には必ず、お世話になりますし。共存共栄を目指します」

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