“お坊チャマ”進次郎農相には分かるまい…「備蓄米差別」さながらの購入条件ハードルに中小スーパー大混乱
それでも米穀店向けの申込枠は上限の2万トンに達する見込みだが、中小スーパー向けは上限8万トンに達しないまま、農水省は2日午後5時、受け付けを中止した。第1弾は大手の申し込みが殺到。開始2日足らずで古古米は放出上限の20万トンに達したのとは、温度差がある。農水省の備蓄米担当者が言う。
「2日午後2時までにメールでの問い合わせは約1450件。だが、同じ業者から複数回の申請があったり、書類が欠落していたり、不備も多い。複雑な書類は求めていないつもりですが、要件を満たしているかの確認には当面、時間がかかりそうです。第1弾とは勝手が違います」(農産局貿易業務課)
現実離れの条件で現場は大混乱。やはり進次郎「お坊チャマ」には、商取引の慣習も他人の苦労も分かるまい。
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小泉大臣“肝いり”の備蓄米が先月31日から店頭に並び始めたが、その狂騒には呆れるばかり。●関連記事【もっと読む】『おとなしく長蛇の列のバカバカしさ…備蓄米狂騒は何から何までこりゃ、マンガだ』で詳報している。