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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

広陵高校野球部の問題を軽く考えないでほしい…法的に見れば刑事事件

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 今回、事実が明るみに出たのは、SNS上での告発がきっかけでした。もちろんSNSでの発信にはリスクが伴いますが、それでも既存の報道メディアでは届かなかった声が、ようやく可視化されたとも言えます。ある意味、封じられてきた「いじめ」の実態がSNSだからこそ白日の下にさらされたのではないでしょうか。

「いじめ」は、子ども同士のささいな問題ではなく、社会全体で取り組むべき深刻な人権侵害です。大人たちはこの現実から目を背けることなく、法的責任や被害者の保護について真剣に考える必要があります。そして、私たち一人一人が「いじめ」という言葉の奥にある暴力性と責任の重みを理解し、再発防止に向けて社会全体で関わっていくことが求められています。

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