著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

お酒一切なしのクラブイベント「コーヒー・レイヴ」がアメリカでバズる理由

公開日: 更新日:

 アルコールなし、手にするのはエスプレッソやコンブチャ。
昼間に開催されるダンスパーティ「コーヒー・レイヴ」が全米で急拡大しています。

 DLがプレイするダンスサウンドに乗せて、ソフトドリンク片手に踊るコーヒー・レイヴは、約10年前に誕生、ソフト・クラビングとも呼ばれています。ここ数年で人気が急上昇し、去年から今年にかけてイベントの数は、4倍以上に増えたといいます。

 背景にあるのは、ますます進む若者のお酒離れ。「ソーバー・キュリアス」という、「より自分らしく健康的に過ごすための、新しいお酒との付き合い方」を重視する人が増えていることです。2025年初めの調査では、Z世代の65%が「今年はお酒を減らす」と回答。また21歳以上の45%は、「これまで一度も飲酒経験なし」というデータもあるほどです。

 昼間に行われることが多い「コーヒー・レイヴ」は、夜更かしを嫌う健康志向のライフスタイルにもマッチしています。またお酒を伴わないので、全体的にチケットの値段がお手頃なのも人気。また会場はコーヒーショップの他に、サウナやコールド・プランジ(冷水浴)などを備えた、おしゃれなウェルネス施設で行われるなど、コンセプトの新しさも若者を惹きつけています。

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