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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(29)「ランチョンテクニック」を駆使してハッピー! 小遣いや給与交渉がうまくいくかも

公開日: 更新日:

 そういえば、アクセス件数が増えない私のSNSも、おいしそうなケーキと幸せそうな笑顔で投稿すると件数が増えます。

 日本人の多くが、物価高で苦労して不幸感が増している中、「他人の幸せ」から「自分の幸せ」を肯定しなきゃやってらんないってことだと思います。

 中でも、おいしい食事は幸福感を高めポジティブな印象を与えるそうですが、なんと、それを見ている人も好印象を抱くそうです。確かにランチョンテクニックでは、交渉しなければならない相手でも一緒に食事をすると好感度が上がり話し合いがうまくいくといいます。

 物価高、家計満足度、自由度、最低生活費の有無がウェルビーイングに影響を与えるという調査結果があることからも、生活の余裕が幸福度を上げることもわかっています。

 しかし、スミセイ「わが家の台所事情アンケート(2025年)」では、今後、年収見込み額が「増える」と答えたのはわずか14.3%で、77.9%が「変わらない」と答えています。


 節約内容は、5割弱が「食費」、「被服費」「趣味費」はいずれも25%ほどで、ガソリン代も節約する人が増えています。

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