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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(28)医療費を抑えるために…幸せを意識すると免疫力が上がる!

公開日: 更新日:

 75歳以上で、1人暮らしの収入が200万円以上の人、2人以上の世帯で320万円以上の人は10月から医療費の窓口負担が1割から2割になりました。

 まずは日々の健康管理、そして保険商品もよく確認して把握しておくことです。せっかく長いこと保険料を払い込んでいても、病気になったのに申告するのを忘れていて、だいぶ損したという例もあります。

 医療保険には貯蓄型もあり、病気にならずに保険を使わなかった分だけ保険料が戻ってくる商品もありますが、生存している場合の話です。例えば東京海上日動あんしん生命「メディカルKitR」は加入年齢は60歳まで、楽天生命「スーパー医療保険戻るんです」は加入年齢は70歳までですので、私はまだ加入できます。ただ、私の年齢の場合80歳時に生存していなければ払い込んだ分が戻ってきません。たぶん、しぶとく生きているとは思いますが、交通事故に遭ったり何があるかわかりませんので、迷うところです。

 定期検査で健康だといわれた人には、掛け捨てはもったいないし、万が一、死亡したことを考えると戻ってこない商品……どちらも即決できないでしょう。

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