江戸川で“高級魚”がドッサリ大漁!天ぷらにして腹いっぱい食らう最強のコスパ
川の臭みが皆無なワケ
さて、この大漁のハゼを天ぷらとすべく、ここからが“本番”の下処理だ。
まずボウルにハゼを入れ、塩をドサッと投入してぬめりを落とす。次に包丁で鱗をこそげ、キッチンバサミで頭を落として腹を開き、内臓を取り除く。最後に流水で洗えば完了だ。数が数だけに時間がかかるが、黙々と向き合う工程もまた、釣果の重みとして心地よい。
そして、いよいよ衣をまとわせて油に落とすと、ふっくらと身が持ち上がり、表面は黄金色に変身。かじりつけば、まず広がるのは驚くほどの甘み。ハゼは1年で一生を終える「年魚」のため、川の臭みはまったくない。塩をほんのひとつまみ添えれば、うまみがさらに膨らむ。めんつゆとも相性抜群。ビールが進む、進む。こんなにうまい天ぷらが食い放題だなんて。
季節は夏から晩秋。寒くなるまでに、またこんな一日があってもいい。
(取材・文=杉田帆崇/日刊ゲンダイ)
















