京都男児遺棄めぐり「父親は24歳」などとデマ流す 事件系YouTuberを取り締まれない深刻事情

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 当然〈京都の行方不明者事件を扱う、ひどく問題を抱えたYouTuberが多すぎます〉〈超最新情報だと謳って、探偵ごっこでメンバーシップに課金させ、お金を稼いでるYouTuberも気持ち悪い〉と批判の声も相次いだ。なぜ、事件系の配信者は無法地帯化しているのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。

「犯人が逮捕されるまでの間は、配信した内容が事実か嘘かが分からないため、本人が言い張る以上、言論の自由の観点でプラットフォーム側は何もできないと聞きます。明らかに捜査を撹乱させようとする悪質なデマや特定の企業を潰す意図がミエミエの誹謗中傷なら別ですが……。取材していなくても現場に行って動画を回して、近所の人に聞いたからと主張すれば止められません」

 過去には、警察官の前に白い粉をまく、といういたずら動画が流行。実際は「塩や小麦粉」だが「薬物」を疑わせる“ドッキリ”だ。当時も悪質性が高いとプラットフォーム側にクレームが相次いだが、「真偽が分からないため、不適切とは断定できない」と見逃されたという。


「ルールがないのが現状です。それどころか、最近は動画の単価切り下げにより、最低ランクのYouTuberの収入は1回視聴あたり0.1円レベル。数を稼ぐために国民的関心事が起こると、動画が乱立する流れが起きています。プラットフォーム側のスポンサーが動かない限り、この流れは変わらないでしょう」(井上トシユキ氏)

 見てしまうわれわれにも問題はあるのだろう。

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