東京・奥多摩でクマに襲われたロシア人男性が重傷…インバウンドと観光業には大打撃必至
「昨年は釣り客に加えて、東北地方でクマによる人的被害が相次いだことから、9月以降、観光客がかなり減りました。クマの影響は無視できません」(奥多摩観光協会担当者)
先週は広島市や東京都八王子市、盛岡市、青森市の住宅地や繁華街でクマが出没。日本一の落差を誇り、富山県を代表する観光名所「称名滝」(立山町)では、男女2人の観光客が、立て続けにクマの襲撃に遭い、負傷した。
現場となった遊歩道は通行禁止となり、シーズン中、登山客で賑わう周辺の宿泊施設や飲食業にとって大きな打撃となった。
昨年は全国のクマによる人身被害者数が236人(死亡者13人)と過去最悪だった。8月以降、クマの出没により、国内各地で登山道が閉鎖され、キャンプ場が使用できなくなり、祭りや花火大会、屋外イベントが次々と中止に追い込まれた。
昨年10月には、岐阜県白川村の世界遺産「白川郷合掌造り集落」で、40歳のスペイン人観光客が展望台行きのシャトルバス乗り場付近でクマに襲われて負傷。英国や米国、中国などは自国の旅行者に対し、目撃情報があった地域に1人で行くことは避けるよう異例の警告を出した。


















