川口市「広の湯(サウナひろい)」“埼玉イチオシ”も納得の人情味あふれる銭湯

公開日: 更新日:

120度火照った体の冷水マッサージがタマランチ会長!

 マイルドな熱さに感じたのも束の間、グイグイと攻めてくる熱波ブローは結構ストロング。広い部屋にもかかわらず、12分計3分もしないうちに玉汗ブワッ。5分も経つとダラッダラです。何となく壁の温度計を見ると、120度じゃん。「熱くしないとお客さんに怒られちゃうんだ」と和弘さん。「もう無理」と7分でギブでした。

 出てすぐの冷水シャワーで汗を流し、浴場奥の水風呂にザブン。チラーなし、地下水かけ流しの20度の水風呂は2つ。1つは普通の水風呂で、もう1つはバイブラとハイパージェットを備えています。その強力ジェットの水風呂はマジで快感。火照った体をドドドと冷水でマッサージされるのは、タマランチ会長!

「ここはカラッカラのドライだから、体調がいいと10分イケるけど、7分が限界だね」と別の常連サン。その言葉通り、セットの合間に脱衣場で水分補給しながら4セット挑むも毎回7分でギブ。手足のクッキリあまみが熱戦の証しです。

 ヘロヘロ状態で脱衣場に用意されたレンタルサウナトランクスを借り、パンイチで2階の休憩ルームへ。涼しい室内には将棋盤が置かれ、リクライニングチェアでポヤポヤにととのいました。

 1階脱衣場に降り、番台で生ビール大600円を注文すっと、「これ、お母さんが漬けたの」と信子さんがキュウリとミョウガの漬物を出してくださるじゃないですかー! グビグビ、プッハーして、キュウリをつまむと、これがいいあんばいだこと。ひとり身の還暦には、心憎いサービスがマジで染みるわぁ。昭和の人情味あふれる銭湯は、「埼玉でイチオシ」と評判なのも納得です。

 (イラスト・文=太田由紀)

■「広の湯(サウナひろい)」
(住)埼玉県川口市朝日3-15-20
(℡)048-223-1234
(営)銭湯=午後2~10時 男性サウナ=正午~午後11時
(休)月曜日(祝日営業、翌日休み)

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