「認知症だから長くはない」が大誤算に…老人ホーム費用が想定以上に膨らむケース
「まだ早いかな」と思うくらいの時期から情報収集を
介護が進んだり、認知症が進行したり、医療的なケアが必要になったりすると、それまでの施設では対応できなくなり、転居が必要になることもあります。また、「認知症だから、もう長くはないだろう」と思って入居したら、規則正しい生活や栄養バランスのよい食事のおかげで元気になり、予想以上に長生きして、介護期間が長くなることも珍しくありません。
そうなると、介護費用が想定より多くかかり、経済的な負担が重くなることもあります。老人ホーム選びは、できれば複数の施設を見学して比較することをおすすめします。
パンフレットだけではわからないことがたくさんあります。スタッフの雰囲気、入居者の表情、食事の内容、建物の清潔さなど、実際に見てみることで感じることは多いものです。
「まだ早いかな」と思うくらいの時期から情報収集を始めておくと、いざというときに慌てずにすみます。介護や老人ホームの問題は、誰にでも起こりうることです。
だからこそ、「その時になったら考えよう」ではなく、「元気なうちから準備しておこう」という気持ちが、安心できる老後につながるのではないでしょうか。(おわり)
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