著者のコラム一覧
島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

「不敬罪」復活への一歩なのか? 旧宮家への誹謗中傷対策で浮上した名誉毀損罪改正の危うさ

公開日: 更新日:

 しかし、今は戦前とは事情がまったく異なり、秘密に裁判を行うことなどできない。そうなれば、名誉毀損とされたことが真実であるかどうかが法廷で問われることになり、その過程は、当然世間に広く伝えられる。

 旧宮家の人々からすれば、自分が告訴していなくても、そうした事実が法廷で争われる事態に直面しなければならないかもしれない。

 これほど迷惑なこともない。自民党の議員は、そうしたことまで考えているのだろうか。愚かな提言としか思えないが、そうした案が成立するのが今の政治の世界である。

  ◇  ◇  ◇

 祈られる天皇の姿とは? ●関連記事【こちらも読む】天皇皇后「空海展」鑑賞で見えた“祈られる天皇”の姿…今も京都で続く「玉体安穏」とは…もあわせて読みたい。

【連載】日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」

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