また、これは昨今、食と酒に精通した先達に聞いたのだが、中国にはもうひとつ、汾酒(フェンチュ)という、これまた格別な白酒があるという。日本酒の吟醸酒のように果物様の香りがたつ、美しい飲み口の酒だという。私は話を聞いただけで無性に飲みたくなったのだが、茅台と同様に、希少品で手に入りにくいとも聞いた。
神戸の「杏杏」に今も茅台が置いてあるかどうか定かでないが、できることならもう一度、あの絶品の腸詰と一緒に味わいたい。
中国を遥かに旅する財力はないけれど、日本国内なら話は別だ。東京、横浜、大阪、神戸、それから長崎などへ、中国人が生み出した絶品スピリッツを訪ね歩く旅を、いつか実現したいと思っている。