フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん<下>

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二木 安田さんは被災地の陸前高田を撮り続けています。どんな関わりがあったのですか。

安田 夫(フォトジャーナリストの佐藤慧さん)の両親が盛岡出身で、震災当時は陸前高田に住んでいました。義父は幸い一命を取り留めましたが、義母は川の9キロ上流で、愛犬の散歩ひもを握ったまま見つかりました。手話通訳をやっていて、地震があるたびに近所の耳の不自由な人のもとを訪れていたそうです。震災の時もそうだったのかもしれません。最後まで誰かのために生きた義理の母の命がこの町の中にあるのであれば、この町の中でそれを守りたいし、この町のことを伝えていきたいと。そこからずっと通わせていただいています。

二木 震災2週間後に陸前高田に行きましたが、何もなかった。愕然としました。

安田 陸前高田と大槌は市街地がまるでない状況でした。もう7年ですものね。

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