「全席禁煙化」で減益となるサイゼリヤの教訓

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 今月10日に発表されたサイゼリヤの決算予想が波紋を広げている。2019年8月期の連結純利益を前期比9・3%減の46億円と発表した。従来予想は59億円(同16%増)だった。一転して、13億円も下回り、最終減益となる。

 その要因のひとつが、サイゼリヤが進めている全席禁煙化だ。報道では堀埜一成社長の「禁煙を先行的に実施した影響が出ている。学生が増える夏休みなどには客足の回復を見込めそうだ」というコメントが伝えられていた。

 客数の落ち込みはどれぐらいか。同社の月次報告によると、18年9月から19年2月期の既存店売上高は前年同期比1・8%減の98・2%。客数は2・1%減の97・9%となった。客単価は100・4%とわずかに上昇したが、喫煙客離れが響いたようだ。

 4月24日現在、サイゼリヤの1084店舗中、全席禁煙の店舗数は1000。全体の93%で取り組みが完了している。同社は「2019年9月の全店全席禁煙に向け、今後も順次展開致します」としている。喫煙者は完全にシャットアウトされてしまうのだろうか。その点を同社に問い合わせると、店舗内の喫煙室や屋外の喫煙コーナーは整備するとのことだった。

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