法規制まであと1年 飲食店の苦悩<喫茶編・上>

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 ただでさえ人手不足に悩む飲食業界に、厄介な問題が降りかかっている。10月からの消費税率アップと来年4月1日に完全施行となる改正健康増進法、東京都受動喫煙防止条例への対応である。

 そうしたなか、日経が「ドトール、店舗の禁煙対応3パターンに」と報じた。「店舗を完全禁煙、紙巻きと電子たばこが吸える店、電子たばこのみ吸える店の3種に分ける」といった対策を「ドトール・日レスホールディングスが公表した」と伝えたのである。

 さっそく同社に問い合わせてみたところ、「アナリスト説明会で出た質問に、この3種類の対応を挙げたまでで、正式に決めたものではありません。法律には対応していきます。どうしていくかはこれからです」とのことだった。

 同社の総店舗数は、ドトール、エクセルシオールなど全業態あわせて1334(2018年12月末)。現在の喫煙環境を見ると「全面禁煙」248、「完全分煙」875となっている。都内のあるエクセルシオールの店舗(3階建て)は、3階のみが喫煙フロアとなっている。ソファでくつろぎながら紙巻きたばこを吸う人、仲間と会話しながら加熱式たばこを楽しむ人、備え付けのコンセントで充電しながらPCで仕事をする人など、さまざまな利用スタイルが見られる。仕事、会話、リフレッシュの傍らにたばこが存在しているシーンだ。女性の姿もチラホラ。喫煙者にとっては、この貴重な空間がどうなるのか、気になるところだろう。

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