セックス絶頂時の「イキ顔」西洋人と東洋人で異なると判明
人間の表情は世界共通だといわれてきたが、少なくともセックス時の〈オルガスムの顔〉(O―Faces)は、東西で大きく異なることが、科学的に判明した。
英国グラスゴー大学の心理研究者たちは、人間のさまざまな表情をコンピューターで作成。それを40人の女性と男性の被験者に見せて、その中から「痛い」時の表情と「絶頂」の際の表情を選んでもらった。すると、痛い時の表情は全員同じだったが、絶頂では欧米人と東アジア人では、全く異なる結果となった。
欧米人の絶頂顔は目を見開き、口を大きく開けた表情を選んだのに対して、東アジア人は目をつぶり、口を閉じ、口角が少し上がった表情を選んだのだ。つまり、欧米人は「大げさに驚いたような表情」で、東アジア人は「リラックスしてほほ笑んでいるような表情」で、絶頂に達しているという。
研究者らは、この違いの原因を次のように説明している。