宅配便の料金「大手3社」を徹底比較 お得なのはどこだ?
宅配便の料金体系は、宅配業者によって微妙に異なる。それぞれ特徴があるので下調べは大事。荷づくりのちょっとした差で大きく変わってくることもあるので要検討だ。
まず把握したいのはサイズ区分。大手3社、日本郵便の「ゆうパック」、ヤマト運輸の「宅急便」、佐川急便の「飛脚宅配便」で調べてみた。いずれも縦・横・高さの長さの合計で分けているのは同じで、3辺計60センチまでが「60」サイズ、80センチまでが「80」サイズ、以降20刻みで大きくなるが、飛脚宅配便は「120」の設定はなく、「100」の次は「140」に。またゆうパックのみ「170」もある。
サイズ区分は重量も関係してくる。宅急便と飛脚宅配便はサイズごとに上限が変わり、ともに60サイズは2キロまでで、80サイズは5キロまで。そして100サイズも140サイズも両者に違いはないが、最大160サイズについては、飛脚宅配便のほうが5キロ多く、30キロまで送ることができる。一方、ゆうパックは、全サイズ25キロまで。つまり小さくて重い荷物はゆうパックがお得といえる。また、170サイズまである点も差別化ポイントだ。