茅場町「アンデルセン」誤算だらけの店だからこそ共に成長

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「歌い終わった時、見ず知らずのほかのお客さんが拍手をする。それがうれしいのかもしれませんね」

「人と人が接する場を可能な限り提供していきたいです」と奥平さんは語る。それは、ご自身にこんな経験があるからだ。

 通関業務の仕事が思うに任せない時があった。しょぼくれた顔をして「アンデルセン」に入ったら、客が「マスターがそんな顔をしていたら、この店はダメになるぞ」と言われた。以来、暗い表情を見せることが極端に減った。

「このお店のおかげで成長することができました」

 ご自宅は横須賀。朝、店にやってきて買い出しに出掛け、それから本業へ。夕方、再び店に顔を出し、夜8時まで働く。休日はテニスと孫の相手。68歳でもそれだけ精力的に活動できるのは、「成長させてくれるお店」を持ったことの2つ目のうれしい誤算なのかもしれない。

 (取材・文=秋場大輔)

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